12月6日、ナイキの広報担当が「カイリーはもうナイキのアスリートではない」と語った。
この言葉が意味するのは、カイリー・アービングとナイキのバッシュ契約が終了したということだ。
以前からカイリーは発売する製品に対しての批判を行っていたが、先日の不適切なSNS投稿が全てを決着させたものと見られる。NBAから最低5試合の出場停止処分となった一件はナイキが契約終了するのには十分な理由で、2023年10月2日まで結んでいた契約を破棄した。
契約が終了したことにより、最新作となるはずだったシグネチャーシューズ「カイリー8」の販売がストップ。今回の契約終了はNBA界にも大きな影響を与えるかもしれない。
ナイキはNBAで最も着用されているシューズブランドであり、その割合は約68%を占めている。2014年にカイリーのシグネチャーモデル「カイリー1」が発売されてからというものの、NBAで最も着用されていたシューズだった。
ただ、カイリーとの契約解消によって、ナイキが現在カイリーモデルを愛用している選手たちに対してシューズの着用をやめるようリクエストすることはしないと『ESPN』が報じている。
フリーとなったカイリーは別メーカーへの移籍を行うのか、はたまたオリジナルブランドを立ち上げるのか、良くも悪くも話題性を集める彼の選択には注目が集まる。