NBAプレーオフ2023

【マッチレビュー】グリズリーズ対レイカーズのプレーオフ1回戦を振り返り|2022-23シーズン【NBA】

4月28日、ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行われたウェスタン・カンファレンスのプレーオフ・ファーストラウンド第6戦、ロサンゼルス・レイカーズ対メンフィス・グリズリーズの一戦は125-85でレイカーズが快勝し、シリーズ4勝2敗でレイカーズがセミファイナル進出を決めた。

グリズリーズ対レイカーズの試合結果|2022-23シーズン

・第1戦:グリズリーズ 112-128 レイカーズ
・第2戦:グリズリーズ 103-93 レイカーズ
・第3戦:レイカーズ 111-101 グリズリーズ
・第4戦:レイカーズ 117-111 グリズリーズ
・第5戦:グリズリーズ 116-99 レイカーズ
・第6戦:レイカーズ 125-85 グリズリーズ

試合のキーポイント

リバウンド勝負とアウトサイドショットの確率

試合結果だけを見ると点差はついているが、互いにアウトサイドショットの確率に苦しんだ。特にグリズリーズの生命線であったデズモンド・ベインのスリーポイント成功率は32.0%と大苦戦。両チームとも長距離からのオフェンスは苦手としているが、レギュラーシーズンよりも試投数は増えている。

その要因としては優秀なディフェンダーがインサイドを死守しているからだろう。今シーズンの最優秀守備選手賞を受賞したジャレン・ジャクソンJr、リーグ屈指のインサイドプレイヤーであるアンソニー・デイビスがいては仕方ない。

そこで勝負の差を分けたのはリバウンド勝負でセカンドチャンスポイントにも差が生まれている。レイカーズのアンソニー・デイビスは13.7の大活躍となったが、グリズリーズはゼイビア・ティルマンがチームトップの8.0。レギュラーシーズンで11.5をマークしたスティーブン・アダムズの不在は大きく響いたように感じられる。

キープレイヤー

アンソニー・デイビス(レイカーズ)

得点は20.8と大爆発はいかなかったが、13.7リバウンド、4.3ブロックとインサイドを掌握。キーポイントとなったインサイド勝負で流れをレイカーズに引き寄せた。

ジャレン・ジャクソンJr(グリズリーズ)

アダムズとブランドン・クラークの不在を補う活躍が期待されたが、インサイド勝負で優位に立てず。得意のスリーポイントも28.0%と苦戦し、得点数も18.0と伸び悩んだ。

アンソニー・デイビスのハイライトプレー
https://youtu.be/hSrqHiLqaHE

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