4月26日、フェニックスのフットプリント・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレーオフ・ファーストラウンド第5戦、フェニックス・サンズ対ロサンゼルス・クリッパーズの一戦は136-130でサンズが勝利し、シリーズ4勝1敗でサンズがセミファイナル進出を決めた。
サンズ対クリッパーズの試合結果|2022-23シーズン
・第1戦:サンズ 110-115 クリッパーズ
・第2戦:サンズ 123-109 クリッパーズ
・第3戦:クリッパーズ 124-129 サンズ
・第4戦:クリッパーズ 100-112 サンズ
・第5戦:サンズ 136-130 クリッパーズ
試合のキーポイント
クリッパーズの主力不在
ポストシーズンは短期決戦のため、主力選手がフル稼働する。チームの中心選手が活躍すれば、シリーズを制する可能性は非常に高い。逆に主力選手が不在となると非常に厳しい戦いが強いられる。それが一人のみならず二人となればなおさらだ。
クリッパーズはシリーズ開幕前からポール・ジョージの欠場が決まっていたが、3試合目からはもう一人のエースであるカワイ・レナードも欠場。ラッセル・ウェストブルックは奮起したが、この戦力差を覆すのは非常に難しいだろう。5戦中3戦で接戦に持ち込み、1試合だけでも勝ち取ったのは十分すぎるくらいか。
キープレイヤー
デビン・ブッカー(サンズ)
ケビン・デュラントを差し置いて、平均得点は30得点オーバー。フィールドゴール成功率は60%近くとアンストッパブルな存在だった。今シーズンはマイアミ・ヒートのジミー・バトラーのように、圧倒的な活躍を見せた選手がいるチームが勝ち抜いている。ブッカーもそのような選手となっている。
カワイ・レナード(クリッパーズ)
ジョージがいなくてもレナードさえいれば、、、そのような期待感もあり、シリーズ開幕戦で先勝。平均得点は34.5、フィールドゴール成功率は54.5%という相変わらず圧倒的な力を見せつけた。それだけに3戦目からの不在は痛すぎる。もしレナードだけでも出場できていれば、シリーズ突破の可能性はあったかもしれない。