メンフィス・グリズリーズは昨シーズンの好調をキープし、2022-23シーズンもウェスタン・カンファレンスの上位に位置している。
若いチームの中でも特に躍動しているのはエースのジャ・モラントだ。4年目のシーズンで平均27.5得点、5.7リバウンド、7.9アシストを記録している。
しかし、今シーズンのNBAはルカ・ドンチッチやジョエル・エンビード、ジェイソン・テイタム、ニコラ・ヨキッチなどがシーズンMVP候補として挙げられており、ジャ・モラントの名前が上がることは少ない。
その状況にレジェンドセンターのシャキール・オニールが疑問を呈している。
「俺はイラついている。専門家がMVPに関して議論している時、ジャ・モラントの名前が十分に触れられていない。モラントは俺のお気に入りだ。新時代のアレン・アイバーソンだと言っていい。今はまだ世界最高の選手じゃないが、2,3年で世界最高の選手になるだろう。
ベテランの選手たちに自分の台頭を知らせている。危険を顧みない奔放なプレーもするし、トラッシュトークも仕掛ける。スリーポイントを打つこともでき、ファンにショーを披露できる。」
活躍に対し、正当な評価を得ていないのは不当だと考えているようだ。
シーズン終了後のアワードにも目が離せない。