2月6日、ブルックリン・ネッツとダラス・マーベリックスの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』から報じられた。
プレーオフを狙う両チームにとって、的確な補強を進めてきた感じだろうか。このトレードによる動きは下記のとおり。
ネッツ獲得
・スペンサー・ディンウィディー
・ドリアン・フィニー・スミス
・2029年のドラフト1巡目指名権
・2027年のドラフト2巡目指名権
・2029年のドラフト2巡目指名権
マーベリックス獲得
・カイリー・アービング
・マーキーフ・モリス
ネッツは現チーム解体後の未来をある程度見据え、直近も戦えるチーム力を維持。
しかし、得点源だったカイリー放出の穴埋めはディンウィディーだけで難しいと思われ、トレードデッドライン間近でロスターをもう少しいじってくるかもしれない。
マーベリックスはルカ・ドンチッチとカイリーの2大看板を結成し、クリスティアン・ウッドがインサイドに控えるBIG3を結成。選手層よりも質を高めてきた。ここ数年はドンチッチ依存のスタイル続くマーベリックスにとっては、念願のスター獲得でオフェンスのバリエーションが期待できそうだ。
なお、ディンウィディーの契約は2023-24シーズンまで、フィニー・スミスは2024-25シーズン終了後にプレーヤーオプションを破棄すれば制限なしフリーエージェント(FA)になる。