いまだ去就が明らかになっていないコリンセクストンは1年契約のクオリファイングオファーを受けて入れキャバリアーズ残留の可能性が高そうだ。
2018年ドラフト全体8位指名でキャバリアーズに入団したセクストンはルーキーシーズンから先発の座をつかみ、エースとしてキャバリアーズの顔として活躍を続けていた。しかし、昨シーズンは故障により早々に戦線離脱し、わずか11試合の出場に留まっている。
以降はダリウスガーランドが台頭し、2017-18シーズン以来となる勝率5割超えと大きなステップアップを遂げた。プレーオフまであと一歩まで迫ったその活躍の甲斐もあり、今オフにマックス額での契約延長を勝ち取っている。セクストンに対してはクオリファイングオファーのみに留まっているのも優先順位の低さを表しているのは確かだろう。
ただ、引き続きセクストンに関しても今オフの大型契約の可能性がある状況に変わりはなく、今のこの現状はNBA全体でセクストンに対しての評価が芳しくないことを示している。キャバリアーズはセクストンに年俸720万ドル(約9億6000万円)のクオリファイングオファーを提示したため、制限付きフリーエージェントとなっている。そのため、他球団が同額以上のオファーを提示すれば獲得は可能だ。しかし、今のところどの球団からも声がかかっていない。
セクストン側は1年平均1800万ドル以上(約24億円)を望んでいるとも伝えられているようだが、故障明けであることを考慮すると今後も獲得に乗り出す球団は少なそうだ。今シーズンにその価値を証明し、改めて来季の契約を勝ち取って欲しいものだ。