ブルックリン・ネッツがメディアデーを開催。
渡邊雄太が記者会見に出席し、今シーズンの抱負や自身の役割などについて語った。
渡邊は2018-19シーズンにメンフィス・グリズリーズでNBAデビューを飾り、2020-21シーズンから2シーズンにわたってトロント・ラプターズでプレー。
昨シーズンは序盤こそローテーション入りを果たしていたが、年明けごろからプレータイムが減少。シーズン終了後はフリーエージェントとなっていたが、ネッツとの契約締結が発表された。
ケビン・デュラントやカイリー・アービングといった実力者を抱え、優勝を目指すネッツは今オフに積極的な補強を進めており、渡邊の他にもロイス・オニールやマーキーフ・モリスといった実力者を獲得している。
熾烈なポジション争いになることは理解しているようで、「僕の契約は保証されていないので、チームに残るところから始めないといけない。ただそういうチャレンジも楽しんでいきたいと思っています。自分のやることをしっかりやれば、いい結果は出るんじゃないかと思います。」と話している。
ネッツと契約を交わした理由は「ほかのチームからもいくつかのオファーをもらっていましたが、一番熱量を感じたというか、自分を必要としてくれたのがブルックリンだった」と語る。
ネッツはオフェンス力が抜群の一方でディフェンスには課題を残すチーム。
そういったチーム状況の中では渡邊のディフェンス力はチームに貢献できるだろう。昨シーズンは落ち込んでしまったスリーポイントも改善を見せれば、強豪のローテーションの一角としてプレーする姿も見られるかもしれない。