2022-2023シーズン ニュース

キープレイヤーはザイオンか?残り約10試合の熾烈なプレーオフ争いを制すのは|2022-23シーズン【NBA】

白熱の2022-23シーズンのNBAも残すはあと10試合ほどとなった。今シーズンはチーム力が拮抗しているのか、上位チームでも予断を許さない状況だ。今回はどのチームがプレーオフに進出するのかを予想していく。
※勝ち点は3月15日終了時点

イースタン・カンファレンス

プレーオフ当確

・ミルウォーキー・バックス
・ボストン・セルティックス
・フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
・クリーブランド・キャバリアーズ

イーストの方は順位にやや開きがあるが、この4チームはプレーオフ当確だろう。セルティックスは直近失速気味だが、今までの貯金からも一気に崩れることは考えにくい。

上位3チームはやや納得いく戦いぶりだったが、キャバリアーズが割って入るのは個人的にサプライズだった。ドノバン・ミッチェルの加入はケミストリーを不安視していたが、今やフランチャイズを代表する選手の一人となっている。

※バックスはプレーオフ進出が確定

プレーオフ濃厚

・ニューヨーク・ニックス
・ブルックリン・ネッツ

ニューヨークの2チームがプレーオフ濃厚だ。残りの試合数を考えても、ここまでの6チームがプレーオフストレートインしそう。2チームともに序盤は不安を感じる出来だったが、シーズンが進むにつれて、チーム力を磨いて来たように思う。

ネッツは主力の放出でプレーイントーナメントへと転落する可能性もあるかもしれないが、下のチームもここ最近は勝率5割と勝てておらず、このまま進むのではないかと予想。

プレーイントーナメント

・マイアミ・ヒート
・アトランタ・ホークス
・トロント・ラプターズ
・ワシントン・ウィザーズ
・シカゴ・ブルズ
・インディアナ・ペイサーズ

この6チームによるプレーイントーナメント争いが熾烈で、残り数試合の楽しみと言える。ヒートが頭一つ抜けており、プレーイントーナメント圏内は死守できるだろうが、少しの取りこぼしでシード権を下げる可能性がある。

トレード期間でロスターを底上げしたホークスとブルズには大注目だ。ホークスにフィットするサディック・ベイを迎え入れ、ブルズはパトリック・ベバリーという経験とメンタルをもたらした。終盤戦でこそチームの進化を問いたいところだ。

そして、タイリース・ハリバートンの活躍で序盤は良かったペイサーズが再び輝きを取り戻せるかを見てみたい。

イースタン・カンファレンス 最終結果予想

プレーオフストレートイン

・ミルウォーキー・バックス
・ボストン・セルティックス
・フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
・クリーブランド・キャバリアーズ
・ニューヨーク・ニックス
・ブルックリン・ネッツ

プレーイントーナメント

・マイアミ・ヒート
・アトランタ・ホークス
・トロント・ラプターズ
・シカゴ・ブルズ

プレーイントーナメントの切符を掴むのはこの4チームと予想。ヒートとホークスは実現確度が高そうだが、ラプターズはニック・ナースの手腕を信じての選出。ブルズはロスターの質とベバリーがもたらすチームへの影響を信じてみたい。

ウェスタン・カンファレンス

プレーオフ当確

・デンバー・ナゲッツ
・メンフィス・グリズリーズ
・サクラメント・キングス

ポストシーズン争いが熾烈なウエストでもこの3チームは安泰だろう。グリズリーズはジャ・モラント不在の影響が響くかもしれないが、チームの総合力でいつも切り抜けている。何よりキングスがこの位置にいるのはオールドファンからしてみれば嬉しいだろう。

プレーオフ濃厚

・フェニックス・サンズ
・ゴールデンステイト・ウォリアーズ

4位から12位まで4ゲーム差のため、4位のサンズも油断はできないが、安定感を誇るこの2チームは勝ち上がるだろう。直近は勝率5割のサンズだが、終盤にはケビン・デュラントが復帰見込みでラストスパートが期待できる。

ウォリアーズは後半戦に勢いを増しており、サンズを追い越す可能性も十分にある。昨年の王者がここに来て実力を発揮したようだ。

プレーイントーナメント上位

・ロサンゼルス・クリッパーズ
・ミネソタ・ティンバーウルブズ
・オクラホマシティ・サンダー
・ロサンゼルス・レイカーズ

プレーオフストレートイン最後の一枠とプレーオフストレートインの上位シードはこの4チームと予想する。これより先は13位のポートランド・トレイルブレイザーズまで可能性があり、一戦一戦が見逃せない。上位シードにこの4チームを選んだ理由は直近の勢いにある。

クリッパーズは直近というよりもロスターの完成度からチョイス。本来はここに留まるチームではないはずだろう。ウルブズはマイク・コンリーを加えてから安定感を増しており、レイカーズはトレード後に息を吹き返した。サンダーの躍進はサプライズだが、若いチームは勢いが付くと止められないもので、シーズン終了まで持続すると期待している。

プレーイントーナメント下位

・ダラス・マーベリックス
・ユタ・ジャズ
・ニューオーリンズ・ペリカンズ
・ポートランド・トレイルブレイザーズ

カイリー・アービングを加えたマブスはまさかの失速で、勝率はトレード前の方が良いという結果に苦しんでいる。連携面はしばらく苦戦しそうで今シーズンはこのまま失速してしまうかもしれない。

ジャズは踏みとどまっているが、再建ゆえにプレーイントーナメント圏内への巻き返しは厳しいだろう。ペリカンズはザイオンの復帰次第で、ブレイザーズは他チームの結果次第という状況だ。

ウェスタン・カンファレンス 最終結果予想

プレーオフストレートイン

・デンバー・ナゲッツ
・メンフィス・グリズリーズ
・サクラメント・キングス
・フェニックス・サンズ
・ゴールデンステイト・ウォリアーズ
・ロサンゼルス・クリッパーズ

プレーイントーナメント

・ミネソタ・ティンバーウルブズ
・オクラホマシティ・サンダー
・ロサンゼルス・レイカーズ
・ダラス・マーベリックス

混戦のウエストだが、ダラス・マーベリックスの一枠をジャズ、ペリカンズ、ブレイザーズが争う形になると予想。勝ち点差は拮抗しているが、実はイーストよりも構図はシンプルかもしれない。

勝ち点差的にブレイザーズは厳しそうで、マーベリックスとペリカンズの一騎打ちになるのではないだろうか。ポストシーズン争いの行方はザイオンの復帰に全てがかかっていそうだ。

ザイオン・ウィリアムズのハイライトプレー
https://youtu.be/KwSEr0jFC-I

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