ニューヨークニックスがRJバレットと4年最大1億2,000万ドル(約166億円)に達する契約延長に合意。
バレットは新シーズンがルーキー契約の最終年となっていたが、今回の契約でニックス史上最年少で総額1億ドルの契約を結んだ選手となった。
2019年ドラフト全体3位でニックスに入団したバレットは、ランドルと並ぶニックスのスター選手として活躍を続けており、ここまでキャリア通算3,000得点1,000リバウンドに加え、スリーポイントシュート200本以上成功を達成している。
これらの数字を22歳を迎える前に達成したのは以外にも少なく、コービーブライアント、ルカドンチッチ、ケビンデュラント、レブロンジェームズという超一流選手のみで構成されている。バレットは彼らに次ぐNBA史上5人目の選手となり、その実績は同様に偉大なる記録と言えるだろう。それだけに今回の契約延長は妥当なのかもしれない。
同時にジャズのドノバンミッチェルとのトレードも今回の延長契約によって消滅したのではないだろうか。ポジションこそ違うものの、各選手に求められることは得点であり、ミッチェルを獲得しても役割が被ってしまう。
それよりもセンターのアップグレード、もしくは純粋なプレイメイカー獲得といったチームの底上げを期待したいところ。
いずれにせよ大型契約を結び、バレットへの期待感はますます高まっている。今シーズンも更なる躍進をして欲しいものだ。