フェニックス・サンズのオーナーであるロバート・サーバーが同球団とWNBAフェニックス・マーキュリーを売却する意向を表明した。
2004年から球団を保有しているサーバー氏は過去の人種差別発言や従業員に対する不適切な行為(セクハラやパワハラ)が明るみになり、今月13日にリーグから1年間の資格停止と1000万ドルの罰金処分が科されたばかり。その処分に対しても、リーグ内の選手たちからは「不十分」との声が挙がっていた。
同氏は球団を通じてリリースを発表。「今となっては深く後悔している私の発言は、男女のプロバスケットボールの団結力を通じ、20年近くにわたって人々を結びつけ、フェニックス地域を高めてきた組織に暗い影を落としました」と声明を発した。
また、この声明を受けて、NBAコミッショナーのアダム・シルバーも「サーバー氏の決定を全面的に支持します」と声明を発表している。