2月20日、ユタ州ソルトレイクシティで開催されている「NBAオールスター2023」は最終日を迎え、「チーム・レブロン」と「チーム・ヤニス」がオールスターゲームで対戦した。
レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がキャプテンを務める「チーム・レブロン」は、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)、ルカ・ドンチッチ(マブス)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)がスターターに名を連ねた。
一方のヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)が率いる「チーム・ヤニス」は、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、ラウリ・マルッカネン(ユタ・ジャズ)が先発を務めた。
ここ数年はコンタクトが激しいオールスターゲームだったが、今年はややオープンな展開だったように思う。レブロン・ジェームズの一人アリウープやハーフコートショットの披露。
特に感じたのはスペースが大幅に空いている時のスリーポイントの確率だ。2010年代からスリーポイント全盛の時代と言われるが、最近の選手の技術力の高さを感じる一戦だった。
また、後半のテイタムとジェイレン・ブラウンによるワンオンワンについてもピックアップしたい。SNSのようなメディアでは練習風景のワンオンワンを見ることはできるが、公の場でワンオンワンを披露することはそう多くない。それをオールスターの舞台で複数回見れたのは非常に面白かったし、是非前夜祭のイベントに加える検討をして欲しいものだ。
なお、試合は184-175でチーム・ヤニスが勝利を飾った。勝利したチーム・ヤニスからは10本のスリーポイントを含む55得点、10リバウンドと躍動したテイタムが自身初となるオールスターMVPに選出されている。
■試合結果
チーム・レブロン 175-84 チーム・ヤニス
レブロン|46|46|49|34| 175
ヤニス|46|53|59|26| 184