3月9日、シラキュース大学のヘッドコーチを務めるジム・ボーヘイム氏が引退することが報じられた。なお、後任はアソシエイトヘッドコーチのアドリアン・オウトリー氏が務めることとなっている。
ボーヘイム氏は47年のシラキュース大での指導者生活の中で、カーメロ・アンソニーらを擁した2003年に全米チャンピオンに輝いたほか、35回のNCAAトーナメント出場、5度の同大会ファイナル進出、NCAA史上2番目の勝利数を挙げてきた。
彼の指導を受けてNBAに羽ばたいた選手も少なくない。現役選手ではマイケル・カーター・ウィリアムズ(オーランド・マジック)やジェレミ・グラント(ポートランド・トレイルブレイザーズ)などが在籍。
現在はリーグにいない選手でも、前述のカーメロやディオン・ウェイターズ(元マイアミ・ヒートほか)、ウェズリー・ジョンソン(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)など、長年にわたりNBAに在籍した選手も数多く存在する。
ボーヘイム氏に指導を受けたNBAの現役、引退選手は合計すると50人以上に達するという。