2月10日、ロサンゼルス・レイカーズ、オーランド・マジック、ロサンゼルス・クリッパーズ、デンバー・ナゲッツの4チーム間でトレードが成立した。
トレードの内容は以下の通り。
レイカーズ獲得
モー・バンバ
デイボン・リード
2024年2巡目指名権(クリッパーズ)
2025年2巡目指名権(クリッパーズ)
マジック獲得
パトリック・ベバリー
2024年2巡目指名権(ナゲッツ)
金銭(レイカーズ)
クリッパーズ獲得
ボーンズ・ハイランド
ナゲッツ獲得
トーマス・ブライアント
レイカーズ入りとなったバンバはサイズを活かした守備力が光るセンタープレイヤー。キャリア5年目の今シーズンは40試合に出場して平均17.0分、7.3得点、4.6リバウンド、1.1アシスト、1.0ブロック、フィールドゴール成功率49.5%、スリーポイントシュート成功率39.8%を記録。
ビッグラインナップを採用したマジックでは相性が良いはずだったが、ボル・ボルの覚醒もあり、重要度は減少。レイカーズではスター選手の守備負担を減らせるかが鍵となるだろう。
そして注目なのは若手有望株のハイランドをナゲッツが放出したことだ。今シーズンもジャマール・マレーの控えでベンチスコアを稼いでいたが、優勝を目指すチームは経験値とインサイドの強化を優先したのだろう。
ニコラ・ヨキッチに負担がかかるセンタープレイヤーの控えとして、ブライアントという即戦力を獲得した。豪華ロスターを誇り、怪我の少ない健康的な今シーズンに勝負をかけに来ているのかもしれない。