ダラス・マーベリックスは、ケンバ・ウォーカーをウェイブしたことを発表した。
元オールスターであるケンバは近年、NBAでの生き残りに苦戦している。昨シーズンはニューヨーク・ニックスで37試合に出場して平均25.6分、11.6得点、3.0リバウンド、3.5アシストを残すも、今夏にデトロイト・ピストンズへトレード。その後ウェイブされ、昨年11月30日にマブスと契約していた。
マブスでは9試合に出場して平均16.0分、8.0得点、1.8リバウンド、2.1アシストを記録。12月18日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では41分58秒をプレーして32得点。5リバウンド、7アシストの活躍を見せたものの、マブスを納得させることはできなかったようだ。
ロスターにはルカ・ドンチッチ、スペンサー・ディンウィディー、フランク・ニリキナというガード陣がいるほか、ルーキーのジェイデン・ハーディがいることもあり、チームはケンバを長期間キープすることを選択しなかったことになる。
『ESPN』によると、マブスは今後ロスター枠を1つ空けつつ、10日間契約を結んでいくことになるという。また、ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)がケンバを10日間契約で呼び戻す可能性があると報じている。