ロサンゼルスレイカーズはパウガソルが着用した背番号「16」を永久欠番とすると発表した。来年3月8日のメンフィスグリズリーズ戦でセレモニーを行うという。
スペイン出身のパウガソルは1999年にFCバルセロナでプロデビュー。2001年のNBAドラフトでアトランタホークスから全体3位指名を受けたのち、トレードでグリズリーズへ入団。
2007-2009シーズン途中にトレードでレイカーズへ移籍すると、コービーブライアントとタッグを結成し、2008-2009,2009-2010と2シーズン連続でNBA制覇を達成した。
シャキールオニールとのデュオ解散後はコービーブライアントの独力で苦戦する時期が続いていたが、パウガソルの加入はレイカーズの2010年前後の黄金期を支えることに繋がった。
間違いなくここ最近のレイカーズの成功を支えた功労者だと言えるだろう。
その後複数のチームを渡り歩き渡り歩き、昨年10月に現役引退。
NBA通算1226試合の出場で平均17.0得点9.2リバウンド3.2アシスト1.6ブロックを記録。
国際的な舞台でも長らくスペイン代表としても活躍し、2006年の世界選手権では同国初の優勝に大きく貢献。他にも2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2021年東京とオリンピックへ4度出場し、銀メダルを2個、銅メダルを1個獲得。
世界的な活躍を見せたスペイン人スーパースターはレイカーズの歴史に名を刻むことになった。