およそ1ヶ月後に迫った移籍市場。
その中で多くの去就を集めているのが、フェニックスサンズのデアンドレエイトンだろう。開幕前にMAX契約を希望したものの延長には至らず、今夏の制限付きFAとなっている。
シーズン終了が迫った中、エイトンの代理人は「我々はがっかりしている。彼は価値のある選手でリーグには他にもチームがある。展開を見届けたい」と語っており、退団を匂わせる発言からもエイトン側には延長の意思はないのかもしれない。
ビッグマンながらもスピードを兼ね備えるエイトンは他チームからも関心は高く、サイン&トレードの実現確度は高め。
主にシャーロットホーネッツ、トロントラプターズ、ポートランドトレイルブレイザーズ、デトロイトピストンズがトレード先に上がっており、中堅から再建チームへの移籍で自身の価値を証明する形になりそうだ。
そこで懸念されるのは自分自身の力でスタッツを伸ばせるかどうかにあるだろう。ここ最近の成長はクリスポールとの相性も影響しており、優秀な司令塔の下で活躍できたのではないかという見方が強い。
来シーズンは本人が望むMAX契約に見合う活躍が出来るかを確認できるとともに、他チームがその期待を持ったうえで交渉に挑むかには注目がかかる。
人気銘柄の移籍市場の動向には注意をしておきたい。