セブンティシクサーズのジェームズハーデンが1,500万ドル(約20億4,000万円)の大幅な減俸でチームに残留した。新契約は2年契約で約67億円となっている。
ネッツでプレイメイカーとして活躍していたハーデンは昨シーズン途中にネッツからベンシモンズらとの交換トレードでシクサーズに加入したが、チームになかなかフィットできず。プレーオフでもかつての得点力は発揮できずに結果に応えられない状況が続いていた。
今回はそのような結果を受けての契約更新となったが、シクサーズへの忠誠を誓った形だろう。サラリーキャップへの柔軟性が生まれており、チームとしても積極的な補強を行うことが出来そうだ。既にPJタッカーといった実力者も加入しており、リーグ屈指のロスターに厚みを持たせている。
かつて得点王やMVPを獲得したころからは影響力が落ちているものの、依然としてコート上の存在力は高い。バックコートでコンビを組むタイリースマキシーも成長を遂げており、相性も抜群だ。
昨シーズンはエンビードが万全ではなく、無念のポストシーズン敗退となったために今シーズンの更なる飛躍には期待をしたい。