サマーリーグでロサンゼルスレイカーズの一員としてプレーしたシャリーフオニールが、Gリーグイグナイトと契約したようだ。
言わずと知れたシャキールオニールの息子は高校時代から高い評価を受け、2018年にUCLAへの進学を選択。しかし1年目のシーズン開幕前に大学の健康診断で心臓疾患が判明。1シーズン目はほとんどプレーせず、2020年に父シャックの母校であるルイジアナ州大に転校。2年間で平均2.8点、3.1リバウンドという成績だった。
やや平凡な成績だったために今年のドラフトエントリーにはシャックの反対があったが、押し切って強行をしたものの指名漏れ。
サマーリーグでの成績も4試合で平均4.8得点、3.8リバウンドと振るわなかった。
シャリーフが加入したイグナイトはGリーグの育成チームで、カレッジのバスケットボールに代わる存在として2020年に設立。過去にはジェイレングリーンやジョナサンクミンガを輩出しており、2022年NBAドラフトでも3人の出身者がいる。
安定感の欠如や攻撃力の低さなど課題は多いシャリーフだが、身体能力を生かした多彩な守備力や、ビッグマン離れした機動力は現代バスケにフィットする。
Gリーグでその実力を証明できれば、父と同じようにNBAの舞台に立つ日も近いうちにあるかもしれない。