若いながらもクリスフィンチの下で成長を遂げたミネソタティンバーウルブズ。
昨シーズンはプレーオフ進出を果たし、今シーズンはオフにルディゴベアを獲得する強気の補強を見せた。指名権を多数放出したことで結果を求められるシーズンになることだろう。
まさに勝負のシーズンを迎えるわけだが、カールアンソニータウンズとルディゴベアのツインタワーが機能するのか、やはりここに焦点が当たるのは間違いない。
その点に対して「僕とゴベアが上手くやれるかどうかが話題になること自体、僕には意味が分からない」と強気な発言を見せた。
「ゴーギージェンと一緒だった時だって僕はパワーフォワードをやっていた。ファンはもう忘れちゃったのかな。ケンタッキー大の時だって7.2フィート(219cm)のウィリーコーリースタインと組んでプレーしていたよ。僕がパワーフォワードでやれないと言われる理由が分からない」
「ゴベアはNBAで最も優れたディフェンスの選手の一人で、恵まれた体格と身体能力を生かしている。そして僕は自分のことをNBAで最も優れたオフェンスの選手の一人だと思っているつまり、僕ら2人の才能を組み合わせれば、すごいことができるはずなんだ」
同じセンターと言えど役割は全く異なる両者。
カールアンソニータウンズはオフェンスを得意とし、ルディゴベアもまたディフェンスに振り切った選手だ。それぞれの役割が噛み合えば、タウンズの言うように「すごいことが出来る」のは間違いない。
現にゴベアの加入はインサイドディフェンスの強化につながるはずだ。
昨シーズンはディフェンスをチームでカバーすることで失点を抑えたが、タウンズ個人のインサイドディフェンスは脆さを見せることがあった。
連携面はプレシーズンを見てから判断することになりそうだが、新生ビッグマンコンビの誕生には期待をしたいし、ゴベアが守備に集中することでタウンズの攻撃面が更に活性化することになるかもしれない。
攻守で絶対的なインパクトを持つインサイドを早くもワクワクしている。