ドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベア、ロイス・オニール。
主力を放出したジャズは見返りで得た指名権と自前の指名権とでドラフト高順位を目指すためのシーズンと予想されていた。
だが、迎えた開幕戦で強豪一角であるナゲッツを撃破したのはかなりのサプライズと言えるだろう。
プレータイムを制限すると予想されたマイク・コンリーやジョーダン・クラークソンも積極的に起用し、新たに加わったコリン・セクストンやラウリ・マルカネンも躍動するなどチームでの連携が冴え渡った。
ハーフタイムの段階で既に75-53と勝負は決していたが、後半も勢いを緩めることのなかったジャズは123-102で大勝を収め、勝利に導いた若き新ヘッドコーチであるウィル・ハーディーは下記のように語る。
「オフェンスでは2桁得点の選手が7人いて、出場したすべての選手がアシストを記録した。
ディフェンスではタフに粘り強く戦う姿勢が、チーム全体に広がっていった。チームの勝利であることが何よりもうれしい」
開幕戦こそ勝利したジャズだが、今後も苦戦の続くシーズンであることには変わりないだろう。そういった状況の中で今後彼らがどのようにシーズンを進めるのかに注目していきたい。