ジェームスボーレゴを解任したホーネッツの次期HCにダントー二就任の噂が流れている。
6シーズン連続でプレーオフ進出を逃したホーネッツは、4月23日にジェームズ・ボーレゴHCを解任。直近4シーズンで指揮を執ったボーレゴは、計301試合で138勝163敗(勝率45.8パーセント)を記録。
今季は前回プレーオフへ進出した2015-16シーズン(48勝34敗/勝率58.5パーセント)以来初となる勝率5割超えを果たすも、2年連続でプレーイン・トーナメントを勝ち切ることができなかった。
今のホーネッツは若手中心のロスターで今後2年後くらいが本格始動の段階のため、少し早い決定のように感じるが、フロントとしては既に今のチームに対して可能性を感じているのかもしれない。
現時点で、ホーネッツの新指揮官候補に挙がっているのはダントーニのほかにケニー・アトキンソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズAC)、ダービン・ハム(ミルウォーキー・バックスAC)、ショーン・スウィーニー(ダラス・マーベリックスAC)、フランク・ボーゲル(ロサンゼルス・レイカーズ前HC)といった面々。
その中でもダントー二はチームの中心選手であるラメロボールと相性が良い点が有力な理由になっているようだ。元々サンズのセブンセカンズやロケッツのスモールバスケットの実績があり、トランジションを得意とする今のチームとの相性は抜群。
逆にディフェンスが良くないため、その弱点をカバーできるヘッドコーチの可能性も考えられていたが、オフェンスをディフェンスでカバーする戦術は面白そうで、スモールな選手が多いホーネッツは現時点でも十分な戦力状況だと言えそうだ。