非常に残念なニュースが飛び込んできた。
オクラホマシティサンダーはチェットホルムグレンが右足のリスフラン関節損傷により、022-23シーズンを全休すると発表。
シアトルで開催されたジャマールクロフォードが主催するプロアマリーグに出場した際に同箇所を痛めたようだ。
NBAドラフト2022の1巡目全体2位でサンダーから指名され、サマーリーグの5試合で平均14.0得点,8.4リバウンド,2.8アシスト,1.6スティール,2.8ブロックをマーク。
サマーリーグでは課題とするフィジカルの弱さを露呈する場面があったものの、リーチとサイズを活かした「後出しのブロック」を披露しており、プロレベルでも優秀なリムプロテクターの素質を証明。オフェンス面では持ち前のアウトサイドショットを効率よく決め切り、フェイダウェイやプレイメイクといったスキルの高さを見せつけていた。
ここ数年のドラフトで若手有望株を多く獲得していたサンダーにとっては、唯一欠けていたインサイドプレイヤーを手に入れ、事実上の本格始動が今年から期待されていたことだろう。それだけに今回のアクシデントはチームの構築が来シーズンに持ち越しとなる事態となった。
ただし、ホルムグレンも主軸のアレクサンダーもまだまだ若く将来有望だ。復帰を焦らずにリハビリを続けてもらい、現有戦力のスキルアップをして欲しいところ。素材型のウスマンジェンやスターの可能性を見せるジョシュギディー、他にも魅力的な若手がいるため、個々の経験値を高めるシーズンに期待したい。
サマーリーグ絶好調だったホルムグレンのハイライトプレー集
https://youtu.be/0NL5gQmM60w