ブルックリン・ネッツはスコアラーの一人であるカイリー・アービングを放出。ダラス・マーベリックスとの急な大型トレードが敢行された。加えて大黒柱のケビン・デュラントを負傷で欠き、核となる選手が不在のチーム状況だ。
その中で気を吐いているのが、21歳のキャム・トーマス。ワシントン・ウィザーズ戦の44得点に引き続き、ロサンゼルス・クリッパーズ戦では47得点を記録。チャンスを与えられた若手選手も活躍しているのは好材料と言えるだろう。
トーマスの昨シーズンは67試合に出場し平均17.6分のプレータイムで平均8.5得点、2.4リバウンド、1.2アシストを記録。今シーズンは少々プレータイムが減少し、平均14.5分、8.4得点、1.4リバウンド、1.4アシストと伸びきれていなかった。
しかし、この2日間は平均を大きく上回る大活躍を見せ、レブロン・ジェームズに次ぐNBA史上2番目の若さで2試合連続40得点以上を挙げる大活躍。
「序盤からホットだった。今回も40得点になるか分かっていなかったけど、再び素晴らしい試合になるとは思っていた。僕を信じて、試合終盤まで自分にプレーの決断をさせてくれたみんなに感謝している。」
試合後にこのように語った新生の活躍に今後も注目だ。