8月12日、NBAは1日に他界したボストンセルティックスのレジェンド、ビルラッセルが現役時代に着用した背番号6をNBA全30チームで永久欠番にすることを発表した。
キャリア13シーズンで8連覇を含む計11度の優勝で名門ボストンセルティックスの礎を築き、個人でも12度のオールスターに11度のオールNBAチーム選出、5度のシーズンMVPといった申し分ない功績を残した。また、コート外でも市民権運動を先導したパイオニアとして知られている。
そのようなラッセルに敬意を表し、NBAでは初となる「全チーム」での永久欠番となった。
北米4大プロスポーツリーグではMLBのジャッキーロビンソン、NHLのウェイングレツキーに次いで3例目となる。
昨シーズンに背番号6をつけた選手は合計25選手でレイカーズのレブロンジェームズを筆頭に、ウィザーズのクリスタプスポルジンギス、ブルズのアレックスカルーソといった選手たちが着用。
リーグの発表では現在この背番号を着用している選手、ならびに今シーズン6番の着用を申請済みの選手たちについては適用除外となるようだ。
そのため、来シーズンからは背番号6でプレーする光景がなくなることになる。