NBAは2021-22シーズンのオールNBAチームを発表した。
ミルウォーキーバックスのヤニスアデトクンボが唯一の満票となる500ポイントで文句なしのファーストチーム入り。その他、今シーズンの躍進を遂げたボストンセルティックスのジェイソンテイタムやフェニックスサンズのデビンブッカーが初のファーストチームへ選出。ドンチッチやヨキッチといった最近は常連となっている顔ぶれも名を連ねる。
一方で、今回の発表ではある選出が話題となった。
ファーストチーム入りしたジェイソンテイタムのポイントよりもセカンドチームのジョエルエンビードの方が票数は多かったのだ。NBAがポジションごとの選出を行っているために起きてしまったわけだが、MVP候補に入っていたエンビードがセカンドチーム行きというのは違和感を感じてしまうところもある。
当のテイタムもルール変更の必要性を示唆しているため、ポジションにとらわれないフォーマット変更が必要となりそうだ。
今季のオールNBAチームは以下
【2021-22レギュラーシーズンのオールNBAチーム】
■オールNBAファーストチーム
F.ヤニスアデトクンボ(バックス/500ポイント):通算6度目(①×4、②×2)
G.ルカドンチッチ(マーベリックス/計476ポイント):通算3度目(①×3)
C.ニコラヨキッチ(ナゲッツ/計476ポイント):通算4度目(①×3、②×1)
G.デビンブッカー(サンズ/計460ポイント):初選出(①×1)
F.ジェイソンテイタム(セルティックス/計390ポイント):通算2度目(①×1、③×1)
■オールNBAセカンドチーム
C.ジョエルエンビード(シクサーズ/計414ポイント):通算4度目(②×4)
G.ジャモラント(グリズリーズ/計301ポイント):初選出(②×1)
F.ケビンデュラント(ネッツ/計276ポイント):通算10度目(①×6、②×4)
G.ステフィンカリー(ウォリアーズ/計274ポイント):通算8度目(①×4、②×3、③×1)
F.デマーデローザン(ブルズ/計184ポイント):通算3度目(②×2、③×1)
■オールNBAサードチーム
C.カールアンソニータウンズ(ウルブズ/計174ポイント):通算2度目(③×2)
F.レブロンジェームズ(レイカーズ/計169ポイント):通算18度目(①×13、②×3、③×2)
G.クリスポール(サンズ/計114ポイント):通算11度目(①×4、②×5、③×2)
G.トレイヤング(ホークス/計110ポイント):初選出(③×1)
F.パスカルシアカム(ラプターズ/計63ポイント):通算2度目(②×1、③×1)