赤を基調とするシグネチャーモデルに引き続き、待望の八村塁カラーバリエーションがエアジョーダン36から発売された。
ベナンと日本の血が流れる八村を表すようなカラーリングとなり、和を取り入れつつもアフリカのカルチャーが混じる製品となっている。
八村塁の持つ世界感に足を踏み入れよう。
ベナン人の父親を持つ、日本生まれの塁。みんなと同じであることを求められるカルチャーのなかで、2つのルーツを抱える彼はさまざまな困難に直面しながら育った。
そして米国に拠点を移したことをきっかけに、アメリカ文化の幅広さに刺激を受け、自分のアイデンティティ探しにエネルギーを注ぐように。今では、日本リーグからアメリカリーグに渡った経験を伝えることで、他者との違いのなかにプライドと希望を見出すこと、自分自身を見つめるという勇気を人々に与えている。
エア ジョーダン 8 “Rui”は、日本の織物をヒントに、テクスチャード加工を施した麻ひものようなカラーのスエードを使用。インソールの特別なグラフィック、シュータンと内側のラベルにあしらった漢字が、塁のストーリーを呼び起こすデザインだ。
日本生まれのプレーヤーとして、壁を破り、歴史を作り続ける八村塁。ドラフト1巡目で指名を受けたことは、彼にとって初めの一歩にすぎない。
約50年ぶりに、世界最大の大会が母国で開催されることになり、八村は自分の存在理由を実感している。エア ジョーダン 36 SE “Black Samurai”は、八村がバスケットボールを楽しめるあらゆる場所から着想を得たシューズ。日本を象徴するカラーを採用し、決意とプライドを称えている。