2021-2022シーズンのMIPにメンフィスグリズリーズのジャモラントが輝きました。
2019-2020シーズンには新人王にも選ばれており、NBAの歴史の中で初めて新人王とMIPを受賞した選手になりました。
今シーズンの成績は27.4P 5.7R 6.7Aを記録。
自身の得点能力を大幅に向上させただけではなく、グリズリーズをウエスト2位まで押し上げたことも追い風になったと思います。実際その点はしっかりと評価されていて、5位にデズモンドベイン、10位にジャレンジャクソンJRがランクインしています。
現代NBAでは珍しいスラッシャータイプのガードですが、その身体能力を存分に活かすペイントアタックを中心にインサイドの脅威となっています。
今も昔もペイントエリアはビッグマンの巣窟ですが、その圧倒的なスピードにビッグマンがマークしきれないのは必然的なミスマッチとなります。
今のグリズリーズがモラントやロスターに合わせてアウトサイドを重視しない戦術だということもモラントの成長の支えとなったはずです。
また、この受賞はアウトサイドが苦手なガードにとっては励みとなりそうですね。
その他受賞者の得票数
1位 ジャモラント:221ポイント
2位 デジョンテマレー:183ポイント
3位 ダリウスガーランド:178ポイント