4月13日(現地時間12日)、NBAのプレーイン・トーナメントが行われ、イースタン・カンファレンス7位のブルックリン・ネッツは同8位のクリーブランド・キャバリアーズと対戦。
試合開始からカイリー・アービングとケビン・デュラントが得点やアシストを量産し、ホームのネッツが試合の主導権を握る展開となりました。
最終的に第1Qは40-20とリードして最初の12分間を終え、早くもネッツの勝利を確信しましたが、そこからはキャブスの反撃を受けて、一時は一桁差まで追いすがります…!
しかし、個としての力の差を見せつけ、最終スコアは115-108でネッツがプレーオフ進出を決めています。
勝利したネッツは、アービングが34得点12アシスト、デュラントが25得点11アシスト3ブロック、ブラウンが18得点9リバウンド8アシスト3スティール、ドラモンドが16得点8リバウンドをマーク。
一方のキャブスは、ガーランドが34得点と奮闘するも敗戦。9位のアトランタ・ホークスと10位のシャーロット・ホーネッツの勝者と、第8シードの座をかけて最終決戦に臨みます。
■試合結果
ブルックリン・ネッツ 115-108 クリーブランド・キャバリアーズ
BKN|40|17|28|30|=115
CLE|20|23|30|35|=108
勝負の分け目は個の力
この試合の決定的な差は見出しにも書いたようにロスターの個の才能差が大きく反映されたように思います。
ポストシーズンという特性上、エースプレイヤーは40分ほどのプレータイムを得、少数精鋭による戦いとなりますが、ネッツにはカイリーアービングとケビンデュラントというとてつもない才能がいます…!
2人で合計60点を記録できる爆発力を持っていますので、一発勝負のこの局面で存分に力を発揮しました。
下記ボックススコアを載せておりますが、2大エースを筆頭にFG50%越えと高確率でショットを沈め、キャブスのゾーンディフェンスに対してのタフショットもものともしませんでした。
単純な力比べ、ゴリ押し勝負に勝った一戦だったように感じます。
対するキャブスはガーランドが30点越えの大爆発!
キャブスのオフェンスはガーランドのプレーメイクに依存する傾向が高いため、ネッツも最優先で抑えに来ましたが、上手く掻い潜っていたように思います。そんな中で個人的にはルバートが伸びてこなかった印象です。
ガーランドが抑えられるのは想定済みだったので、ルバートがその分を如何に穴埋めできるかという試合展開でしたが、プレイタイムは多いものの、最後まで波に乗れず…
ツーガードがビッグマンを活かすロスターでもあるので、ホーネッツ戦ではネッツ時代のような活躍を期待したいです。