NBAは2021-22レギュラーシーズン最終日となり、全30チームが最終戦を迎えました。
最終戦にミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが欠場したことで、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードが平均30.6得点で得点王に!
今季のエンビードは68試合に出場し、平均33.8分 30.6得点 11.7リバウンド 4.2アシスト 1.1スティール1. 5ブロックをマーク。
直近の一週間で、44点(クリーブランド・キャバリアーズ戦)、45点(インディアナ・ペイサーズ戦)、30点(トロント・ラプターズ戦)、41点(インディアナ・ペイサーズ戦)と得点を量産。
終盤戦に荒稼ぎし、2位以下に決定的な差を付けていました。
さらにエンビードは40点超えを13度、30点超えを40度達成しており、これらはいずれもリーグトップの回数となっています。
下記がその記録になりますが、エンビードの支配的なシーズンを感じますね。
■今季の40点超え達成回数
ジョエル・エンビード(シクサーズ):13回
ヤニス・アデトクンボ(バックス):10回
トレイ・ヤング(ホークス):10回
ステフィン・カリー(ウォリアーズ):7回
■今季の30点超え達成回数
ジョエル・エンビード(シクサーズ):40回
トレイ・ヤング(ホークス):35回
ヤニス・アデトクンボ(バックス):34回
レブロン・ジェームズ(レイカーズ):34回
センターの選手が得点王になったのは1999-2000シーズンのシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか/平均29.7得点)以来。
センターの選手が平均30得点以上を達成したのは81-82シーズンのモーゼス・マローン(元ヒューストン・ロケッツほか/平均31.1得点)以来となります。
そして、カメルーン出身のエンビードは75周年を迎えたNBAで史上初となる外国籍出身選手の得点王となりました。(意外にも今までの得点王は全員アメリカ国籍だったんですね)
ヨキッチ、ヤニスと並んでシーズンMVPの有力候補にも挙がるエンビードですが、今季自己最高のレギュラーシーズンを送り、まさに支配的な活躍をした歴史的なシーズンだと言えるでしょう。