2021-2022シーズン ニュース

セルティックスのマーカススマートが最優秀守備選手を初受賞【NBA】

ポイントガードとしての受賞は史上2人目の快挙

NBAは2021-2022シーズンの最優秀守備選手賞にボストンセルティックスのマーカススマートが選ばれたことを発表。
2014年のドラフト6位でセルティックスに指名されたスマートは今シーズン71試合に出場し、平均32.3分/12.1P/3.8R/5.9A/1.7Sをマーク。

今シーズンのセルティックスはシーズン前半は苦労したものの、トレードデッドライン後に一躍優勝候補に名乗りを上げる快進撃を見せ、リーグトップのディフェンシブレーティング105.2を残しました。
このセルティックスにおいて、プレイメイカーとしての役割だけでなく、時にはエースフォワードにもマークしたスマートが初の栄冠に輝きました。

最優秀守備選手常連のゴベアを乗り越える

(C)Getty Images

過去にはオールディフェンシブ1stチームに度々選出され、リーグ有数のディフェンダーとして知られていましたが、ゴベアの牙城を崩し、名実ともにリーグNo.1ディフェンダーとしての地位を確立。
1995-96シーズンのペイトン以来、ポイントガード2人目の受賞ということもあり、記憶にも残る受賞だと言えるでしょう。

その他候補者の得票数内訳
1.マーカススマート:257ポイント
2.ミカルブリッジズ:202ポイント
3.ルディゴベア:136ポイント

「俺がこのアウォードを勝ち取ったことで、未来のガードたちへの道を切り開いただろう」

(C)Getty Images

マーカススマートは受賞の際にこのように語っていますが、少し前にサンズのブリッジズが異議を唱えたように、今後はガード選手の受賞も増えてくるかもしれません。現代NBAではスイッチディフェンスを多用することで、ガードの選手がウイングからビッグマンまでをマークします。
今回は惜しくも落選したブリッジズも今後の受賞の可能性は大いにあるかもしれません。

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