2021-2022シーズン ニュース

2021-2022シーズンのロスター査定!プレーオフ争いを制するのはどこだ!!【イースト編 解説】

2021-2022シーズンの後半戦ロスターが確定

3/1にバイアウト市場が終了して、今シーズンの戦力がほぼ確定しました!
一応これからも戦力補強はできるんですけど、仮にプレーオフに出れたとしても3/1以降に新契約した選手はプレーオフに出れません。
レギュラーシーズンのローテーション要員という立ち位置にとどまってしまうわけですね。

というわけで今回は佳境を迎えた現状のロスターを全て紹介して、僕なりに数値化させていただきます!
あとはプレーオフの可能性だったり、強みと弱みを一気に見ていく感じです。
完全に僕の主観になるので、その点はご了承ください…!

では、早速1チーム目参りましょう。

アトランタホークス

強み:ロスターの厚み
懸念:試合ごとの不安定さ
戦力分析:A
プレーオフ進出の可能性:60%

個人的に一番推してたチームがホークスだったので、この順位は意外です。
何人か放出してしまいましたけど、セカンドユニットを含めたロスターの厚みはリーグでも抜けてたので、レギュラーシーズンはかなりの勝率になると思ってたんですよね。
実際このチームって成績を考えるとここにいるべきチームではないんです。。!得失点差もプラスなので、プレーオフストレートインくらいのポテンシャルは持ってます。
ただなぜ勝てないかというと、勝てる試合と負ける試合の差が激しいこと。
勝つ試合はゲームを支配して20点差で勝つんですが、負ける試合も圧倒的な差で負けることが多いです。好不調の波が凄く激しいチームって感じですね。
トレイヤングのプレーもそういうイメージがあると思うんですけど、割とヤングの出来によって勝敗決まってます。
ヤングって一試合20本ほどシュート打つんですが、入るときは60%で決めて、決まらないときは30%くらいまで落ちます。エースの成績=チームの成績がもろに反映されている状況です。
他の選手もある程度のスタッツを出せる選手が揃ってるので、ハーフコートでの効率性だったり、安定感が高まってくると一気に化けるチームではあると思うので、コアメンバーの成長を期待したいです。

ボストンセルティックス

強み:個で崩せる若き才能
懸念:脱せない個人技
戦力分析:A
プレーオフ進出の可能性:80%

トレード市場でチームを結構いじってきましたね。見てもらえばわかるように少数精鋭です。
順位こそ良い位置ではありますけど、今年は優勝を狙ってないと思います(ただこの調子だと行けるとこまで目指すはず汗)
ただ個人的にはロスターを整理して、来年以降の準備を着々と進めている感じなのかなという印象はあります。何せ東は群雄割拠、他のチームのパワーがかなり高いですからね。
基本的な核はスマート、ブラウン、テイタムになると思うので、今年は今のチームでケミストリーを高めていく感じでしょう。
ウドカ的にはチームオフェンスを目指してますけど、テイタムがボールを持つとオフェンスが停滞する印象が拭えません。
あとはビッグマンが不足しているので、シーズン終了後に大物を取りに行く可能性もありそうですし、ホーフォードのマッチが良さそうなので、引き続きということもありそうです。
今も強いですが、今後数年が楽しみなチームの一つかと思います。

ブルックリンネッツ

強み:ビッグ3のパワー
懸念:主力不在時の戦力低下
戦力分析:A
プレーオフ進出の可能性:70%(実質デュラント頼み)※追記 カイリーがホーム出場可能に!強いです

何かと話題のネッツですけど、健康体であれば強い。主力が出なければそこまで強くない。こういう評価になるかと思います。
強豪チームで主力にサラリーを極ぶりしてる場合はそういう風になっちゃうので、しょうがないといえば、しょうがないですけど、総合力には欠けると思います。
そんな中でミルズとの契約とセスカリーが来てくれたのはホントに救いですね。
カイリーが稼働できるため、あとはベンシモンズだけ!正直なところ、シモンズの出来によってネッツの今後は左右されるくらい個人的には期待をしています。
オフェンスはデュラント、カイリーが牽引してくれるので、攻守のバランスはリーグでも屈指のチームへと変貌しそうです。
欲を言えば総合力!セカンドユニットを含めたバランスの良いチーム作りを期待したいです。

シャーロットホーネッツ

強み:アップテンポオフェンス
懸念:経験値と格上相手の勝率
戦力分析:B
プレーオフ進出の可能性:50%

このチームもちょっとホークスと似たようなところはあるかなっていう感じですね。試合毎の不安定さ、特にプレーオフで争うような強豪相手の勝率がかなり低いです。
ただコアメンバーが若いというのもありますので、どちらかというとこれから楽しみなチームとして考えて良いと思います。
ラメロも高確率でショットを決めてますし、ブリッジズはMIP候補の一人、2巡目指名で入ったJTソーも凄く楽しみな選手です。
最近の動きはアイザイアトーマスを獲得したくらいで、チームとしても今のメンバーを試してる時期かと思います!主力の契約は来年も残っているので、
勝負はメンバーが固定化されてくる2年後のシーズンでしょうか。
その頃には強豪のユニットも解体されてますし、セルティックスとかと上位争いをしてるかもしれませんね。
ポストシーズンに向けた見どころよりは若手のポテンシャルに注目してみると面白いと思います。

シカゴブルズ

強み:ビッグ4と連携力
懸念:怪我..とPF
戦力分析:S
プレーオフ進出の可能性:90%

今年の目玉チームと言って良いチームでしょう。
開幕前はカルテットの連携面に心配の声も大きかったと思いますけど、我が強いスターではなくて、チームで連携できるタイプの4人が揃ったので、
バランス良くボールをシェアしたオフェンスが組めています。
特にデローザンの加入はかなり大きいですね!ラプターズ時代のスコアラー能力とスパーズ時代のプレイメイク能力がハイブリッドになったスタイルで今シーズンはプレーしていて、
今では限定的な存在のロングツーも積極的に打ってます。
効率性のお化けみたいな選手でクラッチタイムで勝ちきれるようになりましたし、勝利のマインドをブルズに持ってきてくれた感じがしますね。
懸念は怪我人の多さですけど、こればかりはどうしようもないです。
あとはPFも薄いですが、トレードアセット的にも今のロスターが現状出来うる最高クラスのロスターかと思います。

クリーブランドキャバリアーズ

強み:強固なインサイドとプレイメイク
懸念:プレイメーカーの能力に依存するオフェンス
戦力分析:B
プレーオフ進出の可能性:70%

今年のサプライズチームの1つですね。ビッグラインナップ機能するのかと思いきや、ガーランドが見事にチームをまとめ上げてます。
自分でショットクリエイトできない選手が多く揃ってるので、プレイメーカーの能力に依存するオフェンスですけど、機能していることを考えるとガーランドの素質の高さが分かりますよね。
トレードされちゃいましたが、ルビオの存在も相当高かったと思います。
ただ言ってしまうとガードのプレイメイクに依存するので、ガーランドやロンドが不在の時に苦戦しそうなチームとも言えます。
そうなった時にシックスマンの活躍が求められているルバートがオールラウンドなスキルでチームを引っ張れるかどうかでしょう。
あとは課題のディフェンスも大きく解消されました!アレンとモブリーの加入はオフェンスの効率性だけでなく、ディフェンスでの貢献が凄すぎますね。
久々のプレーオフキャブス楽しみです🏀

デトロイトピストンズ

強み:ロスターバランスの良さ
懸念:若手がどこまで成長出来るか
戦力分析:D
プレーオフ進出の可能性:5% ※追記 プレーオフの可能性消滅

ドラフト1位のカニンガムを取りましたけど、流石に一人の加入では劇的にチームは変わりませんでしたね。
実際カニンガムは自分で点を取ってやるというタイプじゃなくて周りを活かすほうが得意だと思うので、チームの戦力次第で能力が左右されると思います。
今の若い戦力がしっかりと成長して来れば成績もついてくるはずなので、長い目で見守りましょう!
あとは若手の成長と言ってもオールスタークラスまで化ける選手がいるかというとそうでもないと思うので、ビッグマンにタレントを持ってこれるかどうかな気はしています。
グラント放出も視野に補強をどうするか注目です。

インディアナペイサーズ

強み:アウトサイドが強くなった
懸念:完成形の強さが未知数
戦力分析:C
プレーオフ進出の可能性:10%
 ※追記 プレーオフの可能性消滅
今シーズンは一気に再建に舵を切ったので、若手の成長に期待してくださいとしか言えない感じなんですけど、1つ注目点を挙げるとこれからはファイブアウトの戦術になるのかなと思います。
新しく加入したハリバートンとヒールドはシューターですし、ジェイレンスミスもアウトサイドを持ってます。ちなみにヒールドはアラサーで中堅ですけど、意外に残すんじゃないかなと思ってます。
カーライルがシューターを起用する戦術を好むのもあって、今後のコアメンバーになるんじゃないかなと…
マイルズターナーを出さなかったのもサイズとアウトサイドシュートを備えているからだと思うんですよね。
ドラフトで素質のあるPFを持ってこれれば、結構面白そうなチームになると思うので期待してよい気がします!

マイアミヒート

強み:圧倒的安定性
懸念:アウトサイドの効率
戦力分析:S
プレーオフ進出の可能性:95%
 ※追記 プレーオフ確定
今シーズンの開幕前はロスターが確か12人くらいで、プレーオフまでのガス欠大丈夫かと思いましたけど、そこから的確に2way契約だったり、10日間契約のやり取りでロスターを補強してきました。
今では圧倒的な安定性でイーストの上位に位置してます。
オラディポも復帰したので、ますます攻守両面で強力なチームになりそうですね。
手薄なインサイドもユルトセブンの想像以上の活躍でほぼ穴がないチームといって良いと思います。
懸念はアウトサイドの効率で主力のスリーの確率が上がってこないです。
ラウリーもダンカンロビンソンも36%なので、もう少し欲しいところ。
基本ツーポイントエリア内で崩すチームなので、外の脅威を更に高めたいところかと思います。

ミルウォーキーバックス

強み:攻守の圧倒的バランス力
懸念:インサイドの層
戦力分析:S
プレーオフ進出の可能性:90%
 ※追記 プレーオフ確定
序盤こそ苦労しましたけど、今年もなんだかんだ強いバックスです。
このチームはエースのヤニスとロスターのバランスがホントに良いですね。エリア内では圧倒的な力を発揮するヤニスとそれを支えるシューターが揃ってるので、
シンプルに一番守りずらいチームかと思います。
ロペスが怪我してますけど、代わりのポーティスも40%でスリー決めてますし、フォーアウトにして、ヤニスには自由を与える戦術は今後も猛威を振るうと思います。
懸念はどうしてもインサイドですかね。ポーティスのおかげで何とかなっていますが、イーストにはサイズの大きいスタークラスが多いので、
どうしてもインサイドのストッパーが必要になります。そこでヤニスにディフェンスでも頼る場面があったりするので、動けるディフェンシブビッグマンがあと一人いればという感じでしょうか。
チームとしてはイバカにその活躍を期待してると思います。

ニューヨークニックス

強み:将来有望なタレント力
懸念:持ち前のディフェンスが…
戦力分析:B
プレーオフ進出の可能性:20%
 ※追記 プレーオフの可能性消滅
昨シーズンのサプライズチームで新戦力を迎えた今シーズンは更なる躍進を期待しましたけど、あまり上手くいってない状況ですね。
最大の悩みどころは2つあって、強みのディフェンス力が今年は見れてないこと。中にディフェンスターゲットを絞りすぎて、外から失点を重ねてるのかなーという感じはあります。
あとはランドルの活躍度合いですね。昨シーズンのランドルが出来過ぎだったのかもしれませんけど、
研究をされてしまって個人技での限界が露呈しているのかなと思います。
困った時のランドルオフェンスなので、基本的にランドルがハンドルするシステム上、どうしてもオフェンスが単調になり気味なんですよね。
結局タフショットに追い込まれてしまうケースが結構多いので、純然たるプレイメイカーだったり、もう一人20点取れるような選手が取れれば面白くなると思います。
ランドル一人で戦うのは限界があるので、どうやってチームで連携していくのかが重要でしょう。

オーランドマジック

強み:ロスターバランスの良さ
懸念:若手がどこまで成長出来るか
戦力分析:D
プレーオフ進出の可能性:5%
 ※追記 プレーオフの可能性消滅
フルツも復帰したのでマジックファンには明るい話題が多い時期じゃないでしょうか。残念ながらアイザックは今シーズンも全休となりましたが、チームの核は揃ってます。
ロスターのバランスも各ポジションに選手がいるので悪くないです。あとはピストンズ同様に各選手がどこまで覚醒できるかでしょうね。
ガード陣は優秀な人材が揃うので、個人的にはSFにスコアラーが来たら化けると思います。フランツバグナーはどのポジションでもこなせるので、バックアップサポートとして活躍してくれそうです。
スラッシュプレイメイカーのフルツ、ストッパーのアイザック、そしてスコアラー、この三本柱を構築できればかなり期待できそうです。
あとはそういった再建期にも合って、今シーズンで契約の切れる選手が多いです。来年は主力はそのままだと思いますけど、大きくチームが変わる可能性があるので、オフの動きには要注目ですね!

フィラデルフィアセブンティシクサーズ

強み:豊富なタレントによるゲームの支配
懸念:ウイングの薄さ
戦力分析:S
プレーオフ進出の可能性:95%
 ※追記 プレーオフ確定
チームに欠けていたスタークラスのガードポジションを現役最高クラスのハーデンを取って、まさに隙の無いチームになりました。
エンビードとの相性も悪くないみたいでエンビードの影響度をしっかりと考えたうえで、アシストとスコアラーを使い分けたプレーをしていますよね。
あとは速攻と遅攻の使い分けが上手いと思います。元々早い攻撃的なチームで長年プレーしていたこともあって、トランジションではマキシーを活かすような速攻での崩しだったり、
ハーフコートではエンビードを生かしつつ、個人技でも崩していく変幻自在の攻めというのはリーグでも屈指のオフェンス力かと思います。
なんだかんだトバイアスハリスの活躍も大きいですからね。
一方ディフェンスはサイブルやグリーンもいるので、バランスも強みのチームかと思います。

トロントラプターズ

強み:チームとしての連携した攻守
懸念:再建か勝利かの軸
戦力分析:B
プレーオフ進出の可能性:50%

このチーム、意外にもプレーオフ圏内に残ってます。それどころかストレートインも夢ではない。
若手中心でチーム再興を進めてはいますけど、チームとしての連携と活躍すべき選手が活躍しているのが大きいかと思います。
NBAっていうスポーツを考えると強い選手がいるから勝てるみたいなのは絶対ないんですよね。それがNBAの面白いところですし、ラプターズはそういうチームかと思います。
あとはバンブリート、シアカムという選手がいる中で今後誰がコアメンバーになるかは楽しみです。アヌノビーなのか、スコッティバーンズなのか、はたまたトレントジュニアなのか。
今シーズン意外と勝てていることもあって、チームとしてどう舵を切るのかにも注目したいところです。シアカム放出の話題も良く上がりますけど、このままいくのかなー..
ただどうしても他の強豪と比較すると選手の小粒感は否めないので、選手個人能力の限界地をどうカバーしてくのかが重要かと思います。

ワシントンウィザーズ

強み:将来有望なタレント力
懸念:本当にスリーガード続けるの?
戦力分析:B
プレーオフ進出の可能性:30%
 ※追記 プレーオフの可能性消滅
序盤こそ首位にも立ったウィザーズですけど、いまでは下位まで落ちてきていますね。
ただ新しく来たアンセルドヘッドコートは守備系のコーチなのもあって、序盤戦は崩壊していたウィザーズディフェンスも改善の兆しを見せてはいました。
それから研究をされて、ディフェンスもオフェンスも上手くいかない状況になっているような感じがしてます。
オフェンスは打たされた形になるタフショット気味のパターンが目立って、チームで崩し切る前に打ってしまうのかなという印象はあります。
ロスターの多くは得点が取れる選手が揃うので、しっかりとパスが回れば強いとは思います。
あとはスリーガードがどうなのかって感じでしょうか。ウィザーズはバックコートよりフロントコートが充実してるので、ビッグラインナップならまだわかる。
ただ今のところはフォワード陣の力を持て余してる感があるのかなーと思います。
ビールが離脱してからもスリーガードは続いているので、ポルジンギスの出場に合わせてこの辺りのローテーションがどうなるは注目ですね。
ちなみにですが、バイアウト市場でサトランスキーが加入してます。古巣復帰ですね。

以上今回は後半戦のイースタンカンファレンスの全ロスター戦力分析をさせてもらいました!
どのチームがポストシーズンの切符を手にするのか、そして再建チームは来年どのようなチームを作るのか、楽しみにしてNBAを楽しんでいきましょう!
では、また次回の記事でお会いしましょう。🏀

関連記事