6月24日に開催されるNBAドラフト2022
ドラフトロッタリーも終了し、モックドラフトが盛り上がってくる時期となっている。
今回もドラフトに臨む注目の選手をピックアップして紹介をしていこう。
今回紹介するドラフト生は新しいビッグマンの可能性を秘めるチェットホルムグレンだ。
チェットホルムグレン 選手プロフィール
■ポジション:センター
■大学:ゴンザガ大学
■年齢:20歳
■身長:213cm
■体重:88kg
■比較参考選手:クリスタプスポルジンギス
チェットホルムグレン 特徴分析
2022年のNBAドラフトでの評価はジャバリスミスに譲るところがあるが、その恵まれた身長と類まれなハンドリングスキルで高校時代から注目されていた選手だ。
ホルムグレンの最大の特長はガード顔向けのドリブルスキルにある。ステフィンカリーの得意とするシグネチャームーブをいとも簡単にこなし、7フッターでありながら守備網を切り裂いていく。
そしてサイズを活かしたリムアタックやプルアップジャンパーでオフェンスを完全支配。支配力を利用した効果的なパスもポイントセンターとしての可能性を垣間見せる。
また、驚異的なウイングスパンは優秀なブロッカーとしても機能しており、リング周辺のショットもことごとく叩き落す。
課題はフィジカル面にある。普通のビッグマンにはないスキルを多く兼ね備えるが、同時にビッグマンが持つべき体格は持ち合わせていない。
しかし、かのケビンデュラントもプロ入り当初は同様に問題を抱えていた。フィジカルトレーニングによって100kg越えを狙えるようであれば、その弱点も払拭できるだろう。
チェットホルムグレン 簡易まとめ
□強み
・ハンドリングビッグマン
・エリートシューター
・エリートブロッカー
□課題
・フィジカル