先日ヤニスアデトクンボ擁するギリシャがユーロバスケットの舞台を去ったが、今度はドンチッチ擁する前年王者のスロベニアが姿を消すことになった。
第1クォーターこそ接戦となったものの、徐々にポーランドがギアを上げ、58-39と大幅なリードを持ったうえでハーフタイムに突入。その後は王者の意地を見せたスロベニアが1点差まで近づく場面もあったが、逆転を許すことなく90-87でポーランドが準決勝へと駒を進めている。
勝利したポーランドはポニトカが26得点、16リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成。ほか4名も2ケタ得点を挙げ、1971年大会以来のベスト4進出に貢献した。
試合後ドンチッチは「足の状態が100%ではないね。第3クォーターには注射を打った。大会を通じていろいろあったんだ」と説明しながらも、「でも、それが理由にはならない。今日の僕のプレーはひどかった。チームを失望させ、国を失望させた。それは僕のせいなんだ」と語った。